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香川県産オリジナル キウイフルーツ4品種
香川農業試験場府中分場で長い歳月を経て誕生した、オリジナルのキウイフルーツです。以来、多くの方々の愛情のもと、大切に育てられています。
 
香緑   香緑
香緑
最も市場に流通している「ヘイワード」より糖度が高く爽やかな風味で、果肉の緑色が濃い品種です。果実は俵形で、表面の毛じがしっかりしているのが特徴です。
讃緑   讃緑
讃緑
「香緑」を母親に持つ品種で、甘くてコクがあり上品な味わいです。果実は先端のとがった砲弾形で、特徴的な形をしています。
香粋   香粋
香粋
果皮の毛じが無く、一口サイズのコンパクトボディー(果実重は30〜50g程度)に甘さがぎゅっと詰まっています。

さぬきゴールド さぬきゴールド
2004年、香川オリジナルキウイに仲間入りしました。果実の大きさは160〜180gと大果で、糖度が高く、名前の通り、鮮やかな黄金色の果肉が特徴です。
 

農業試験場府中分場では、昭和62年に登録された「香緑」に続くキウイフルーツの新品種育成を行っており、中国からの導入品種についても比較検討しています。
交雑を行った実生は平成元年度から1次選抜が開始され、その中から有望と思われるものについては試食会を開催しています。

(1) 安定した高品質果(糖度16%以上の甘い果実)
(2) 大玉(120g以上)
(3) 外観の向上(無毛化)
(4) 早生化(10月上旬に収穫できる)
(5) 追熟が容易(場合によっては樹上追熟できるもの)
(6) 今までのキウイと異なった形質をもつもの(例:果肉及び果皮色=黄、赤等 一口サイズの大きさ等)

(1)
育種方法
  遠縁交雑(特に香緑を親にした組み合わせを中心としたもの)
(2)
選抜状況
  毎年約200個体を調査(一次選抜及び継続選抜)現在まで2300個体を接ぎ木、特徴があるものを選抜(雌4個体、雄5個体)し、次期育種試験の準備を行っています。
また、これとは別に品質の特に優れた2個体(讃緑、香粋)については、1999年9月に品種登録されました。
(3)
問題点
  キウイフルーツは雌雄異株性(雄株と雌株がないと実をつけない性質)なので、新しい品種をつくるためには、雄株の花粉を、果実をつける雌株の花に交配する必要があります。優良な形質を持つ雌株の花同士でかけあわせられないので、交配の範囲が限られるうえ、交配によってできた種をまくとその50%は雄株になります。開花するまでの期間は、雄か雌か不明のままで、早くて3年、遅ければ7、8年あとにやっと花が咲いたときには雄株だったということになります。実のなるキウイの新しい品種をつくることは大変な時間と労力が必要です。

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